日増しに暖かくなり、桜の開花宣言など春めいたニュースで心浮き立つ季節となりました。
しかーし!!良いことばかりではナイんですよね・・・
それは、もはや日本の国民病とも言われる「花粉症」。
この季節、花見だなんだと浮かれる気分じゃないわい!という方も多いことでしょう。
「花粉症」の原因はとても複雑です。
が、敢えて簡単に言ってしまうと、「花粉症」は免疫バランスの乱れから発症すると言えます。
免疫バランスが乱れる原因として様々な、環境要因、遺伝的要因、生活習慣病が上げられます。
この、様々な・・というのがやっかいで、多岐に渡る原因の為に完治することが難しく、そして患者は年々増え続けているのが現状です。
病院に行かずとも手に入るOTC市販薬も多くなっていますが、薬は結局のところ免疫バランスを整えて治すのではなく、免疫を押さえ込んでるに過ぎません。
とはいえ、即効性があるのでツライ症状に悩んでる方には大助かりですよね。
花粉症患者の実に7割が仕事や家事などの効率低下を自覚しているという調査結果も出ています。
鼻水・咳・くしゃみに頭痛。こんな症状が数ヶ月に渡る・・・
生活や仕事に支障きたさないほうがどうかしてます(@_@;)
そこで提案するのが「免疫バランス」を調整する作用を持つアロマテラピーやハーブと使った自然療法です。
ただ、即効性は薬のように期待できません。残念ながら。
ですが、日ごろから症状緩和の「手」を一つでも多く知っておくのは良いことです。
どれも簡単で、しかもストレス緩和にも繋がるので、ぜひお試し下さい。
まずは花粉症対策に適したアロマオイルをご紹介。
*ユーカリ・・主成分が抗菌力に優れた1,8シネオール。スパイシーでクールな香り。
*ティートリー・・強い抗菌力をもつテルピネン4オールが30%も含まれている。風邪に季節には1本持っておきたいオイル。
*ペパーミント・・不快な症状がメントールですっきり。親しみやすい香りです。
*ラベンダー・・鎮静効果が高い酢酸リナリルを多く含みます。万能といっても良いオイル。
*カモミールローマン・・抗アレルギー作用。青リンゴのような香りでリラックス効果も大。
これらのオイルを組み合わせて使用します。
①アロママスク・・・鼻通りをよくしたり喉が痛い時に。一番手軽に出来ます。
<作り方>上のアロマオイルをティッシュやガーゼに1滴垂らし、直接お肌に当たらないようにマスクの内側に挟むだけ。
風邪引きや、夜眠るときにするのもおススメです。
②アロマバス・・・お風呂の蒸気を吸入し、皮膚からも浸透することで相乗効果が。どうせ毎日入るんです、お風呂タイムも有効に!
<作り方>天然塩30~40gにアロマオイルに3~5滴よく混ぜてお風呂に入れます。蜂蜜を一緒に混ぜたらシットリ系の入浴剤に。
③アロマホットタオル・・・目が痒いときや鼻がグズグズするときに、目の上や後頭部・頚の付け根にのせ血液循環を良くし症状を緩和させます。
<作り方>アロマオイルを1~2滴垂らし、よく混ぜたお湯にタオルを浸し絞れば出来上がり。
もう少し熱さが欲しければ、絞ったタオルをビニール袋にいれ電子レンジで30秒ほどチンしても。
熱くなり過ぎないよう気をつけて調節して下さい。
以上、気が向いたら出来る、本当に簡単なモノだけを紹介しました。
少しでもこのツライ時期を乗り越える、手助けになればと思います。
*アロマオイルは必ず100%天然のものを使用して下さい。
*南野でした*